2011年4月28日木曜日

無我夢中で何も記憶がない

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本日、岩手県釜石市にある、

ホリデー車検さんが弊社に来店されました。


以前。弊社では板金塗装を社内で行っていたのですが、

ホリデー車検を始めるにあたり、一切に封印をしたため、すべての道具がお蔵入りしました。



その道具一式、を譲渡したため、他の会社様からの物資とあわせて

引き取りにお見えなのです。




長旅でお疲れだろうと、

昼食はゆっくり話しながらしたのですが、


マスコミから聞く情報とは違う、厳しい話を沢山聞きました。


気安く


 「頑張ってください!」 なんてとても言えません。








新築1年半の工場が、柱一本残さず津波にさらわれました。

幸い、従業員と家族の人命は失わずに済みましたが、

残ったものは、借金だけだそうです。



善意で借りた敷地で、再開しようにも何もなく、

タイヤ交換するにも、工具が無くてままならない現実に歯がゆい思いをするそうです。





「頑張って」の言葉に、神経逆なでられるとの報道もありますが、


今日のお話では、

 「頑張ってください」には、心から励まされるのだそうです




人、物、金 のダメージ以外に、


心のダメージも計り知れません。



事実、この専務さんも、

10Mの防潮堤を第一波が越えた瞬間から先は、 もう 「何も記憶がない」 そうです。






釜石以外にも、沢山の被災者が見えます。

少しでも早い復興を祈念しするとともに、


私たちは、

小さなことでも具体的に行動を起こさないといけない

と思います



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