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タイトルの
「1番を目指すのではなく、あえて2番手でイイ・・・」
これは、
先日の、2011スズキ副代理店大会 における
鈴木修会長が、話された内容の一部です。
マーケティングや戦略として、1番を目指さなければならない事 は
もう当たり前の事実だと思います。
去年の会長挨拶でも、
「1番を取らなければいけないので、インドに一番に進出した・・・」
とおっしゃっていたのに。
謙虚な気持ちと、半分ブラックユーモアとは思いますが、
予想外の言葉を聞きました・・・
でも、
なんとなく解ります。
以前から鈴木修会長は、トヨタに対して尊敬と驚異を感じる発言をされていました
「土俵の違うところでないと、戦えないと」
そのトヨタが、軽自動車販売を始めます。
もう、隙間ビジネスではなくなったのです。
スズキの副代理店制度が、40周年だそうです。
当日参加されていた1000社ほどの代理店の大多数は、
30-40年以上前からスズキと取り引きしている会社さんです。
言い方は悪いかもしれませんが、
その地域で、長年車を販売していた「老舗」ばかりなのです。
その中にあって
弊社のような、ガソリンスタンド出身のポット出は
明らかに異色です。
そうなんです、
ものすご~く居心地が悪い・・・・
(実際ぐったり疲れます)
私の師匠である、販売の社長さんが以前言っていました、
創業間もない頃は「隣の車屋にいじめられたと・・・」
SSが規制緩和で認証工場を取得できるようになった時、
愛知県で一番に申請し、許可が下りたのが弊社です。
整備業界も、ご多分に漏れず閉鎖的な業界でした・・・
役員からは、
「菓子折を持って、近隣と役職のモータースを回るように言われました」
もちろん言われたとおりにしましたが、正直違和感を感じた物です。
会場のポートアイランドホテル30Fからの夜景。過去最高の夜景かもしれません |
それから随分たちました。
神戸の大会へ向かう新幹線の中で、
「くるまの元気屋です。どうぞよろしくお願いします」と名刺を渡した
老舗自動車屋社長さんは、隣の若社長さんに
「元気屋は元気すぎるので、一度絞めてやらなアカンなあ・・・」
と言いました。
もちろん冗句ですが、
本音も見え隠れします・・・
(コーヒーをごちそうになり有り難うございました。いろいろ教えていただき感謝しています・・・)
わたしは
先輩の整備工場や、自動車販売店の皆様を敵に回そうなんて
これっぽっちも思いません。
また戦って勝てる相手でもありません。
あえて敵というならば、
言いにくいのですがディーラーさんでしょうか・・・
先輩方々とは、同じ土俵に上がらず
違う世界で勝負しようと思います。
お客様向けでは、「元気屋」は私の信条なので良いと思うのですが、
業界の方々向けには、「謙虚屋」の名刺が必要??
鈴木修さんがおっしゃった
「2番手という選択」 と言う心構え も
生存競争を生き抜くにはアリなのかと、
思い直した スズキ副代理店大会でした。
PS、まだまだ、2番手でも有ません。 目指すという意味です。
しかしながら、かわいい会社諸君の顔を思い出すと、
「早く、早く一人前にならないと!!」と焦るのです。
もう少し落ち着いて行かなければいけません・・・
明日は、
「ミーハー元気くん。今年も、会長と写真を撮る! そして専務とも・・・」
と言う軽い話題にしたいと思います
。
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