雨があがった道路を会社へ向かう・・・
朝日を浴びたアスファルトにお客様が、
カタツムリさんでした。
今日の話題は、自動車屋らしい話題です。
昨夜遅く、一台の車が入庫しました。 (新車から1年半でオイル管理は抜群)
聞くと、他でオイル交換をして、しばらく走行後エンジンがストップしたらしい。
エンジンチェックランプは点灯。
とても臭い匂いがした。 とのこと
今朝一番に点検にかかる。
オイルドレンを開けると、オイルが出ない!
「オイルの入れ忘れか??」
とおもうと、ゲージにはオイルがしっかり付いている
????
ドレンの穴をドライバーでつついたら・・
ドロドロになった個体が流れ出てきた
そう、 オイルが固まっているのです。
話を聞くと
低燃費車用の0Wー20のSN規格オイルに、オイル添加剤を混ぜたのが疑わしい
調査の結果
まさにそれが原因でした。
低粘度のオイル需要に応えるには、油膜切れ対策としてポリマーを配分しますが
それが、添加剤の成分により分離固形化してしまうらしい。
この事で、オイルが吸い上げられなくなり
エンジン各部に行き渡らす、焼け付いたのが原因。
新車同然の車の、エンジンがほとんどオシャカになりました。
それぞれは、素晴らしい商品であったとしても
相性が悪ければ、トンデモナイコトガ 起こる !
と判明しました。
明日は、東京にある販売元の指示で、大阪から調査チームが来るらしい
エラいことになりました!
(弊社が販売した商品でなくて、内心ホッとしていますが、
似たようなことは起こりうるわけで、人ごととは思えません)
動画を撮ってみました。↓↓ これを見るとわかりやすい
実は
先日、弊社が車検時に交換いただいた非常用信号灯に一部不具合 が発見されました。
メーカーに問い合わせたところ、さほど深刻でない対応だったので
「そうじゃないだろう!」 と強く叱りました。
くるまの元気屋としては、リコール扱い にし
販売の可能性がある時期の対象者43名を即リストアップすると共に
お詫びと状況を書いた文面を本日作成し、週末日は発送と3日後から電話連絡を始めます。
また、基本的に弊社からの訪問交換を原則としますので、
私が回れない分、工場長に訪問担当を依頼しました
ほぼ大丈夫でも、
万に一つの可能性があるなら、お客様本位で動かなければなりません!。
これが、一番大切と考えています。
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