2011年11月24日木曜日

オイルがエライ事になった!

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雨があがった道路を会社へ向かう・・・

朝日を浴びたアスファルトにお客様が、





カタツムリさんでした。

今日の話題は、自動車屋らしい話題です。




昨夜遅く、一台の車が入庫しました。 (新車から1年半でオイル管理は抜群)


聞くと、他でオイル交換をして、しばらく走行後エンジンがストップしたらしい。

エンジンチェックランプは点灯。

とても臭い匂いがした。 とのこと




今朝一番に点検にかかる。

オイルドレンを開けると、オイルが出ない!

「オイルの入れ忘れか??」


とおもうと、ゲージにはオイルがしっかり付いている


????




ドレンの穴をドライバーでつついたら・・

ドロドロになった個体が流れ出てきた



そう、 オイルが固まっているのです。





話を聞くと

低燃費車用の0Wー20のSN規格オイルに、オイル添加剤を混ぜたのが疑わしい


調査の結果


まさにそれが原因でした。

低粘度のオイル需要に応えるには、油膜切れ対策としてポリマーを配分しますが

それが、添加剤の成分により分離固形化してしまうらしい。



この事で、オイルが吸い上げられなくなり

エンジン各部に行き渡らす、焼け付いたのが原因。



新車同然の車の、エンジンがほとんどオシャカになりました。




それぞれは、素晴らしい商品であったとしても

相性が悪ければ、トンデモナイコトガ 起こる !


 と判明しました。




明日は、東京にある販売元の指示で、大阪から調査チームが来るらしい


エラいことになりました!

 (弊社が販売した商品でなくて、内心ホッとしていますが、
  似たようなことは起こりうるわけで、人ごととは思えません)



動画を撮ってみました。↓↓ これを見るとわかりやすい







実は

先日、弊社が車検時に交換いただいた非常用信号灯に一部不具合 が発見されました。

メーカーに問い合わせたところ、さほど深刻でない対応だったので



「そうじゃないだろう!」 と強く叱りました。





くるまの元気屋としては、リコール扱い にし


販売の可能性がある時期の対象者43名を即リストアップすると共に

お詫びと状況を書いた文面を本日作成し、週末日は発送と3日後から電話連絡を始めます。


また、基本的に弊社からの訪問交換を原則としますので、

私が回れない分、工場長に訪問担当を依頼しました




ほぼ大丈夫でも、

万に一つの可能性があるなら、お客様本位で動かなければなりません!。


これが、一番大切と考えています。



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