日頃、新車の販売引渡しには、
約1時間半くらい時間を掛けているのですが、
その中で一番時間を割いて説明する部分、
「電子キーの取り扱いと注意事項」
これについて、やはりトラブルが散見されるとの国民生活センター報告が来ました。
乗用車の鍵は、鍵に付いているボタンを押すことで解錠・施錠を行うキーレスエントリーが主流であるが、
最近では、鍵を身につけていれば、鍵を取り出さなくてもドアの解錠・施錠が可能な電子キーを装備している車両が増えている
このタイプの車で
★ 電子キーを社内に置いたまま、子供をチャイルドシートに乗せ、
自分が運転席に回りこもうと離れたらドアロックしてしまった・・・
などのトラブルがあるそうです。
原因は
「電池が消耗すると、鍵が車内にあることを認識できずにロックが掛かる」
というもの
以下 転記
主なテスト結果
電子キーの閉じ込め
- 1)電子キーの電池切れによる閉じ込め
- エンジンが停止している状態で電子キーの電池が切れると、条件によってはドアが自動的に施錠されるものがあった。
- 2)キーレスエントリー機能による閉じ込め
- エンジンが停止した状態でキーレスエントリーのボタンが押されると、車内に電子キーがあってもドアが施錠されてしまうことがあった。
電子キーの電池が切れた場合のドアの解錠方法とエンジンの始動方法
- 電池が切れたときのドアの解錠やエンジンの始動は、内蔵の鍵のみで可能なものが多かったが、別体の鍵が必要な銘柄や、電子キー本体を併用する銘柄など様々であったほか、盗難警報装置が作動する銘柄があった。
- 盗難警報装置が作動した場合、予め停止方法を知っていないと速やかに解除できないものがあった。
電子キーを車体の近くに置いた場合の電池の消耗
- 電子キーが車外作動範囲にあると電波を発信し続ける銘柄があり、電子キーの電池が早期に消耗するほか、車両のバッテリーも消耗することがあった。
エンジンがかかった状態での電子キーの持ち出し
- ドアを開けずに窓から電子キーを持ち出した場合、5銘柄は警告灯や警報ブザーが作動しなかった。
消費者へのアドバイス
- 電子キーの電池が切れるとドアが施錠される車種もあるので、電池を定期的に交換し、降車の際には車内に置いておかない。
- 取扱説明書により、電池が切れた場合のドアの解錠及びエンジンの始動方法を確認しておく。
- 電子キーを車両の近くに長期間置いておくと電池が著しく消耗するだけでなく、車のバッテリーも消耗する可能性があることから、電子キーは車両の近くに保管しない。
- 人や荷物の乗降の際には、電子キーがどこにあるのかを確認し、特に窓から電子キーを持ち出さないように注意する。
◆
連休が明け次第
対象車種に乗るユーザーへは、早急に電話連絡し、
電池交換の実施状況や、トラブル報告を確認したいと思います。
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7月末に、実際に有った話・・・
美容院を経営の弊社お客様から電話が入った。
「お客様の車がエンジン掛からなくなったので、出張して欲しい!」
2つ返事で 「ハイわかりました!」
「セルの回る音は聞こえますか・・・」
「実は・・、 キーを持っていればエンジンがかかるタイプの車で
鍵を持たずに出てきてしまった・・・」
・・・・ そりゃーーー無理です。
よくよく聴けば、あまりの暑さに、自宅でまずエンジンをキーフリーで掛け
エアコンがよく効くまで自宅で休憩していたそうな、
頃合いを見計らい、美容院へいざ出動した際に、キーを持参し忘れた・・・
現地について、ドアロックが出来ないことも確認しなかったんだろうと思う
帰宅時、再始動は出来ず。
ドライバーさんは事態に気がついたと・・・・
便利なんだけど、それ故のルールが必要なんですね
<追伸>
先日、勉強会で聞いてきた、新車の納車式
レクサスでは当初からやっていると聞いてはいましたが・・・
弊社もやろうと思う!!
「赤い絨毯」 「車に大きなリボン」 「巨大なキーの形のプレート」 「花束」
後は
「スタッフたちの拍手と笑顔」
考えたら、ひとりで一生に何十回も購入するものでもなく
自分たちも、日々の業務をこなすという観点から感動を忘れていました。
お客様ま目線で・・・
感動を演出しようと思います
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