清涼飲料最大手の日本コカ・コーラグループは27日、4月の消費税率引き上げに伴い、炭酸飲料「コカ・コーラ」などの自動販売機での販売価格を10円引き上げると発表した。
120円の缶コーヒーは、本体価格 114.3円
これが消費税8%になると 123.4円になります。
つまり、本来消費税分で3.4円の値上げですが、10円上げるということです
便乗だとか、そんな話は一切言いません!
私が着目したのは、
「最大手のコカコーラが値上げを決定した!」 という事実
そして、業界2,3位のメーカーも同調するという事実
梶川さんが、ケーキを持ってきてくれました! 美味しいチョコです |
最大手は価格を決める権利があるのです!!
2位以下は、自分達だけ据え置く戦略も有るわけですが、
10円のロスと、見込増販を考えて計算しても
値上げして、現状維持のほうが得と判断したのです
圧倒的ナンバーワンのコカ・コーラに対して、
戦略は流石に超大手企業同士の戦いです
シェアがこれだけ違うと戦えない・・・
調べてみると
コカ・コーラ 98万台 シェア37.7%
サントリー 40万台 シェア15.4%
ダイドー 25万台 シェア 9.8%
あとは その他大勢
37.7%という数字は、
ランチェスターで言う 安定的シェア 41.7% に近い地位です
こういう圧勝企業は、大きな市場では少ない
・・・トヨタ自動車が42%ほどで、安全圏に居ますが。
今朝の通勤途中。 朝日があたった椿が素敵でした |
以上の様な、マクロな話は私には関係ない・・・
でも
会社の経営者として、自分達がどうしたらよいかは教えてくれる
蛇足ですが
コカ・コーラの自販機。コーラなどほとんど売れていない。
売れているのはジョージア コーヒーなのです。
ですから、本来なら 「コカ・コーヒー」 を正式名称にすべき (笑)
もう一つ調べてみた。
最近、バカ売れのコンビニCoffee
それだけバカ売れしているのだから、さぞやいろんな業界が侵食されているハズ
弊社の社員話を聞いても、缶コーヒーをやめてコンビニコーヒーを買っているそうです
なので
コカ・コーラは缶コーヒーも値下げして、100円税込みで勝負を挑むと言うやり方もある
だけど値上げです。
でも数字を見れば納得します
トップのセブン-イレブン店舗数が 1.6万店
コカ・コーラ自販機が 98万機
なるほど、値下げしないわけだ!
こうして、いろいろ調べてみるのも面白いですね
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