2014年3月1日土曜日

本当の名前は 「コカ・コーヒー」?


 清涼飲料最大手の日本コカ・コーラグループは27日、4月の消費税率引き上げに伴い、炭酸飲料「コカ・コーラ」などの自動販売機での販売価格を10円引き上げると発表した。


120円の缶コーヒーは、本体価格 114.3円
これが消費税8%になると 123.4円になります。


つまり、本来消費税分で3.4円の値上げですが、10円上げるということです


便乗だとか、そんな話は一切言いません!



私が着目したのは、 

「最大手のコカコーラが値上げを決定した!」 という事実


そして、業界2,3位のメーカーも同調するという事実



梶川さんが、ケーキを持ってきてくれました! 美味しいチョコです

最大手は価格を決める権利があるのです!!


2位以下は、自分達だけ据え置く戦略も有るわけですが、

10円のロスと、見込増販を考えて計算しても

値上げして、現状維持のほうが得と判断したのです



圧倒的ナンバーワンのコカ・コーラに対して、

戦略は流石に超大手企業同士の戦いです

シェアがこれだけ違うと戦えない・・・



調べてみると

コカ・コーラ       98万台     シェア37.7%

サントリー        40万台     シェア15.4%

ダイドー         25万台     シェア 9.8%

 あとは その他大勢




37.7%という数字は、

ランチェスターで言う 安定的シェア 41.7% に近い地位です

こういう圧勝企業は、大きな市場では少ない




・・・トヨタ自動車が42%ほどで、安全圏に居ますが。


今朝の通勤途中。 朝日があたった椿が素敵でした

以上の様な、マクロな話は私には関係ない・・・


でも

会社の経営者として、自分達がどうしたらよいかは教えてくれる









蛇足ですが

コカ・コーラの自販機。コーラなどほとんど売れていない。

売れているのはジョージア コーヒーなのです。


ですから、本来なら   「コカ・コーヒー」 を正式名称にすべき (笑)






もう一つ調べてみた。

最近、バカ売れのコンビニCoffee

それだけバカ売れしているのだから、さぞやいろんな業界が侵食されているハズ

弊社の社員話を聞いても、缶コーヒーをやめてコンビニコーヒーを買っているそうです


なので

コカ・コーラは缶コーヒーも値下げして、100円税込みで勝負を挑むと言うやり方もある



だけど値上げです。





でも数字を見れば納得します

トップのセブン-イレブン店舗数が 1.6万店

コカ・コーラ自販機が         98万機


なるほど、値下げしないわけだ!



こうして、いろいろ調べてみるのも面白いですね







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