長くなりますが、マニアックな内容を仕事になぞらえて今日は書いてみます。
お時間と変わった方だけ、どうぞお付き合いください・・・
新幹線は凄い!
スズキ自動車の招待で、新年の副代理店大会に出席するために18日新幹線は名古屋駅に居ました。
折しも 強烈な寒波のせいで東京にも大雪が降り 西日本の雪の影響で新幹線にも遅れが
一本前ののぞみが20分遅れでしたので、寒い中 東京行きのホームでウオッチングをする私・・・
先発の「こだま」が左側のホームから発車し終わった状態から時計をカウント開始
次発ののぞみの発車ベルが鳴るまでに1分30秒 そして
先発のこだま同様にホームから出るまでに 2分10秒でした。
つまり2分10秒間隔で発車したということです。
これは通常よりも狭い間隔のはずです。何故ならばダイヤが大幅に遅れているから
自分で計算してみました。(正しい数値かどうかはわかりません)
新幹線の速度を考えると先発との車間距離は9km
新幹線の編成長さ400mで割ると
たった22台分の車間しかないということです。
これは 先行車両にトラブルがあって後続車がアクション起こすまでに1分の時間差があるとすると
急ブレーキ掛けても たった車間が1,1km でやっと止まるという距離です。
つまり追突まで紙一重ということです
でもこれは危なっかしい
でも 行き当たりばったりの距離や時間ではないはずなのです
でも 行き当たりばったりの距離や時間ではないはずなのです
何故ならば、開業以来日常的に起こるこんなケースの中で52年間無事故なんですから・・・
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幾重もの安全装置があり、それらが機能することを仮説検証しながら
その過程で見極めたぎりぎりの間隔なのです。
ならば、時間帯によってはグリーン車でさえ満席で乗れないほどの新幹線ならば
もっと本数を増やせばいいはずです
でもそれをヤラナイ
また対、航空機との戦略上、所要時間は短いほど良いのですが実は最速の所要時間でないはずなのです
その証拠に
今回の新幹線でも遅れ時間がみるみる少なくなっていくのです
(GPS速度計で計算したら今まで見たこともないような最高速度ギリギリの速度でほとんど走っていた
いかに普段全力で走っていないか ということを証明しています)
つまり
車間距離も最高速度もいっぱいいっぱいに見えてかなりの安全マージンを取っていると言うことが分かります。
普段はおそらく実力の全て70% 位で運用しているのではないでしょうか?
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ようやく弊社の仕事においての話に置き換えてみます
弊社ホリデー車検では、1時毎に車検が入庫します。
1時間ごとでも、一日車検でも車検で行うべき内容は同じです。 (同じじゃなければ困ります)
でもこの車検、1時間で行うには相当難しい点が多いのです。
何が問題なのかと言うと、例えば
「ネジが緩まない」 「お客様が遅れてきた」 「トラブルがあり車検を受からないケースの対処」
等々 不測の事態がむしろ普通だからです ・・・
これ、雪の影響で時間が遅れた新幹線と同じです
でも弊社において、新幹線の運用のようにシステマチックに出来ているかといえばそうでもない
常に 100%全力状態を維持するのは無理があります。
第一には、事故が起こらないようにすることです。新幹線も同じ
では次には
では次には
安全マージンを確保し、それでいてどこで時間を削るかをあらかじめ決めておくことです
サービスの質を落とさない範囲で、時間短縮するのがプロというもの
八重洲口で見つけた有料のバイク専用駐車場!! さすがは東京です |
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JR東海において区間内最高速度が少し前に270km/h から 285km/h に15km/hも引き上げられました
それでも、東京新大阪間で 2分程度しか短縮されてません。
この最高速度が上がった分は、トラブル時のダイヤを戻す方に使われたのです。
また区間内を走る旧型車両が一掃されて、すべてが最新車両になれば
加速 減速走行に優れた事と相まって、最高速度アップが時間短縮と1時間に通せるのぞみの本数アップ
になるはずです。
これも仕事と同じですね。
道具の進化 スキルの向上で結果に結びつく
遅れて到着した新幹線に乗りながら、こんなこと考えていました・・・
変態といえば変態ですね (笑)
というより 真性のド変態でしょうか。
でも どこからでも 何からでも
誰からでも 学ぶことはできるのではないかと 思うのです
誰からでも 学ぶことはできるのではないかと 思うのです
JR東日本やJR九州に比べて面白味のないJR東海ですが
本当の強い人は 地味なもんです
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