2016年2月19日金曜日

パレートの法則とユーザー車検



パレートの法則 をご存知ですか?

8:2 の法則 と言った方がイイかもしれません。



ウィキペディア より転載

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現代でよくパレートの法則が用いられる事象
  • ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的である。
  • 商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。→ロングテール
  • 売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
  • 仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。
  • 故障の8割は、全部品のうち2割に原因がある。
  • 所得税の8割は、課税対象者の2割が担っている。
  • プログラムの処理にかかる時間の80%はコード全体の20%の部分が占める。
  • 全体の20%が優れた設計ならば実用上80%の状況で優れた能力を発揮する。

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実に厳しい話と思いますが、

先日講習会へ行った会場でまさにその話になりました



愛知県の206万台の継続車検のうち  指定整備工場 上位1割の工場が
車検全体の 80% を実施している !

のだそうです。  8:2 どころか 9:1 と言った方が良い





話はここで終わったわけでなく、 それ以外の車検のうち

50% 21万台は ユーザー車検なのだそうです。

これは凄い数字ですよ。




問題は、それらが本当にユーザー自身が点検して受けたならば

それはそれで良いのですが、後追いのアンケート取ったところ

ユーザー車検を受けたユーザーのうち ほとんどが


「車検は業者に出して点検整備してもらった!」 


と勘違いしていることです





こうなると、ユーザー代行業者は明らかに違反行為をしているという

事ですね。




司会の方から言われたのは、

「整備業者のみなさん。 まだまだそれらの騙されているユーザーを開拓できれば

車検を増やすことは出来るはずです。 頑張って下さい! 」

と結ばれました。



なるほど、

アピール不足は否めません


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